マーケット方式
マーケット方式とは?
マーケット方式とは、マーケットメイク方式のことをいいます。取引所で採用される、株式等の売買方式の一種で、投資家等の売りや買い注文に応じて、マーケットメーカーである金融機関等が、注文の相手方になって売買を成立させる方法になります。
マーケットメイク方式は、金融機関が注文の仲介をするだけでなく、実際に投資家等の売買の相手になる方法でもあります。マーケットメーカーとして、取引所に登録されている金融機関等は、投資家等に常時価格等を提示しなければいけません。
「この価格なら、売買可能である」と市場参加者への通知義務を担っているといえます。
マーケットメイク方式の最大の利点は、市場の流動性の確保と言われています。
たとえば、ジャズダックにおいて毎月何社ものベンチャー企業が上場しますが、ベンチャー企業とは、野心を持ちながらも実際は小規模の企業のままです。また、市場に出回っている株式数等も少なく、投資家等がいつでも売買可能な株式数があるかと言えば、そうは言えない場合が多々あります。
そこで、マーケットメイク方式の利点が生まれます。取引所に登録した金融機関等が、価格提示等の市場に必ず介在すればそれだけ、投資家の信頼を得ることができ、売買が成立しやすくベンチャー企業のような小さな会社の株式等でも十分売買が可能になり、市場の流動性を確保することができます。
現在、上記の例で示したジャスダックはもちろん、大証FXにおいてもマーケットメイク方式がオークション方式とともに取引方法として、採用されます。
なお、大証FXのマーケットメーカーはJPモルガン・チェース銀行とマネーパートナーズの2社のみになっています。しかし、大証FXの発足が2009年7月21日であり、今後の展開によっては大証FXのマーケットメーカー数にも変化が現われて来るかもしれません。
ちなみに、大証FXの先輩格とも言うことができる、東京金融取引所管理のくりっく365においても、マーケットメイク方式が採用されています。マーケットメーカーは、、ゴールドマン・サックス、ドイツ銀行、
ドレスナー・クラインオート・リミテッド、野村證券 、三菱東京UFJ銀行、ユービーエス・エイ・ジーの6社になっています。
